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正常にパソコンが起動しない場合、以下のような症状が見られます。

黒い画面が表示される

パソコンの電源ボタンを押した際、デスクトップやログイン画面が表示されず真っ黒なままの場合があります。このままだとあらゆる操作ができず、パソコンを使い始めることはできません。

なお、まれに『正常に起動するものの時間がかかる』といったケースもありますので、黒い画面が表示されていたとしても、まずは数分ほど待ってみるといいでしょう。

エラーメッセージが表示される

パソコンの電源を入れた際、なんらかのエラーメッセージ（A disk read errorやKeyboard errorなど）が表示されることがあります。これはトラブルが発生して起動できないことを意味しており、表示されるメッセージによって問題箇所が異なるでしょう。

エラーメッセージは種類が多く、中には『意味が分かっても個人では修復が難しい状態』もありますので、自分では直せないと思ったら修理会社へ依頼するのがオススメです。

ピープ音が鳴る

パソコンが起動しない状態でもとくに驚きやすいのが、ピープ音の発生時です。起動しないだけでなく大きな音が鳴るため、初めて遭遇した際は慌てる方も多いでしょう。

なお、ピープ音は鳴る回数や長さでトラブルの内容を教えてくれており、ほとんどは部品による問題が関係しています。

パソコンが正常に起動しなかった場合、以下の原因が疑われます。

部品の故障

パソコンは多数の部品によって構成されており、1つでも故障したらパソコンが起動しなくなることもあります。とくにマザーボードや電源ユニットに異常が発生した場合、正常な起動は難しいでしょう。

周辺機器の異常

外付けのディスプレイやキーボードなどに異常が発生しても、パソコンの起動に影響を及ぼします。とくに長く使った周辺機器の場合は故障も起きやすくなり、それが正常な起動を妨げます。

システムの異常

部品や周辺機器に問題ない場合、パソコンのシステムに異常が発生しているかもしれません。初期画面は表示されたのに、そのまま起動してくれない…なんて場合は、システム面に問題があります。

アクセスランプが搭載されたパソコンの場合、まずはそちらをチェックしてみましょう。こちらが点灯しているのに起動しない場合、本体は正常でシステムに異常がある可能性が高いです。

パソコンが起動しない場合、以下の方法で解決できることがあります。

再起動

システム面に異常がある場合、再起動で直ることも多いです。黒い画面のまま操作を受け付けないときは本体の電源ボタンを長押しすることで再起動ができますので、まずはこの方法を試してみるといいでしょう。

なお、電源ボタンを使った再起動は『強制再起動』とも呼ばれており、操作を受け付けないとき以外はオススメできません。

セーフモードで起動

上記の強制再起動を2回行った場合、3回目の起動時には自動修復画面が表示されます。この際に『詳細オプション→オプション選択→トラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ設定』の順に選択すると、セーフモードで起動されます。

セーフモードでは必要最低限以外のアプリやドライバなどは読み込まないため、セーフモードで起動できるなら『起動を邪魔するアプリやドライバがある』と分かりますので、怪しい機能は削除してみましょう。

周辺機器を外す

例えばエラーメッセージにてKeyboard errorと表示された場合、接続されたキーボードのせいで起動できない可能性があります。このため、周辺機器があるなら一度取り外してから、再度起動してみましょう。

キーボード以外にも外付けHDDやマウスなども原因になることがありますので、必要最低限の機器以外は全て外してください。

部品交換

特定の部品が故障している場合、そこだけ交換すれば起動します。ただし、部品の交換は確かな技術と正しいパーツ選びが必要となりますので、修理会社へ依頼するほうが確実です。

パソコンが起動しなくなった場合、修理会社へ依頼するのがオススメです。

起動しない原因を確実に突き止めてくれる

パソコンが起動しなくなる原因はとても多く、特定するのが難しくなっています。修理会社はその原因をしっかりと突き止めてくれるため、確実に直すことができるでしょう。

家まで来てから直してくれる

パソコンが据え置き型で持ち込みが難しい場合でも、出張してくれる修理会社が多いです。出張してその場で直してくれるため、作業の再開もスムーズでしょう。

パソコンが立ち上がらない場合、すぐにPCメンテプロへご連絡ください。起動しない原因をしっかり突き止め、迅速に修理させていただきます。

また、拠点数も豊富ですので、全国どこでもすぐに駆けつけます。